長崎事始めより、寛永11年(1635)今より360年以上前、鎖国時代の日本で唯一長崎出島だけが、オランダ船や唐(から)船が出入りした海外の窓口でした。そんな出島に薫った異人料理の中に油で揚げた鶏肉料理が有りました。 貴重な油を使った美味な唐人料理は、その珍しさもあり、長崎商人達より好まれました。日本に伝わる今の唐揚げ(から揚げ)の始まりです。 長崎福まん家は古い文研より研鑽を重ね、長崎独特の飛び魚(あご)出汁と貴重なつばき油を加えた、冷めても美味しい唐揚げを提供させて頂き、県内外より高い評価を頂いております。 保温技術のない時代に美味しさを持続させる方法に漬物、漬け込み、乾燥、発酵、など色々な技法がありました。 福まん家のタレの秘密は、これら味の技(わざ)と長崎独特の飛び魚、五島列島つばき油など様々な味付けを、皇室御用達ホテルの総料理長を経て長崎独特の料理を極めた料理人により永年の歳月を経て完成した逸品で、他にはない長崎だけの甘く冷めても固くならない唐揚げです。(長崎唐揚げの福まん家)